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2015年01月25日

筑波大大会

久しぶりにいいレースができました。
 マップコンタクトの回数を多くは当然として、今回はコンパスコンタクトの回数を多くすることを意識しました。3回に1回くらいはみていたのではないでしょうか?
 おかげで似たような地形に引っ張られたり、大きく方向を崩すことなく、ナビゲーションを続けることができました。2か所コンパスを見ることをサボって(ああ見なくてもいけるでしょと思ったところで)タイムロスをし(遅ればせながらコンパスを見たので傷は浅かったけれど)3-40秒のロスをしたといったところでしょうか?やっぱり地図だけでなくコンパスを見た方がいい。
 ということはキロタイムで言えば完璧にこなしていれば21Aでも優勝タイムに届いたかなというところです。まあ今回のコースのように常にナビゲーションを要求されるコースであればこそですが。

 トレーニングらしいことしていないし、たぶん今5km一生懸命走っても22分以上かかるでしょう。その状態でもこのタイムは出るのです。じゃあ少しトレーニングをしてキ5km20分まで戻して(これはやればできるでしょう)エリートにでるかというモチベーションはありませんが
 昔走れた時代に海外の大会で走って、おなかの出たおじさんにコテンパンにやられていました。当時はなんであのキロタイムで走れるんだよと思いましたが、今はその理由がわかります。
 
 オリエンテーリングはただ走るだけでは速くなれません。(ランニングトレーニングを否定しているわけでもありませんよ)。ただ走りに行くなら(ロードであっても)地図をコンパスを手に走り出すこと。それは忘れてはいけないと思います。夜しか走れない?ヘッドランプをつければいいじゃないですか。ヘッドランプで地図を見るにはしっかり顔を向けて地図を見ることになります。さらに効果的ではないですか。

 寺垣内君には冬の間は80%くらいのスピードでいいからしっかりマップコンタクトを行って、ちゃんと決めた場所を走ることを課題にしてやってもらってます。それで今日のタイムですから、これでだんだんスピードを上げていって同じマップコンタクトができれば、夏までに10%はタイムを削ることが可能でしょう。
 
posted by べん at 22:01| Comment(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月18日

難しいコントロール位置

 前の記事とも関連するが到達するのが難しいコントロールと、見つけるのが難しいコントロールは別物である。後者はいわゆる隠されたコントロールであって、そういうコントロールはオリエンテーリング競技に使用すべきではない。
 周りになんの手がかりもないのに(この手がかりは地図から読み取れなければならない)、藪のなかに無造作に置かれたコントロールは後者である。同じ藪の中であっても、近くにそのレベルの競技者ならばアタックポイントに設定できる特徴物があり、そこからのコンパスで確実にあたる正確な位置にあるならばそれは前者である。
 海外のテレインで選手権クラスのコースでも時折手がかりがないように思えるコントロールがある。しかしながらそれはトップ選手がみれば何らかの手がかりがあるのである。そうでなければ、競技そのものが成り立たない。それが日本であっても、公認大会や選手権を名乗る以上は、少なくともコースセッターにはそうした手がかりが見えてなければいけない。

 もうひとつコースセッターには注意してほしいことがある。コース設定の原則(ガイドラインを参照していただきたい)3.5.4にもあるが、選手の脱出方向がほかの選手に有利に働くようなレッグは組んではいけないことになっている。
 コントロールを視認しにくい位置に置いた上に、上記ルールに沿わないセットが行われれば、競技の公正さを大きく損なわれる。以下は本日のジュニアチャンピオンのレッグであるがこのレッグは他のクラスでは逆方向に走るコースが設定されていた。実際12-13ではコンパスを見る前に前から走ってくる競技者の動きでコントロールの位置が把握できてしまった。
gyaku002.jpg
それくらいでと思うかもしれないが、コンパスを見る場面で見なかったことがメダルを逃すことになることは往々にしてある。ほんの小さな手続きのミス、手抜きの蓄積が競技スポーツにとっては大きい。だからこそ、コース設定にもルールがあるのである。コース設定の権利はコースセッターにあるが、それはあくまでルールにのっとった上のものである。たとえばクラブの若手にコースセットをさせる際にはその点はしっかり押さえて指導していただけるとありがたい。今年度の全日本のミドルにおいても基本はコースセッターに任せた上で、公正面と安全面に関しては、口うるさくなるなとは思いつつもアドバイスをさせていただいた。(もちろん、今回競技時刻を配慮してそういうことにならないように設定していた可能性もあるので、もしそうであったならご容赦願いたい。)
 ジュニアチャンピオンは歴史の長い大会であり、若手の目標大会ともなっていると思う。だからこそ、若手を本当の競技者に育てるという観点からさらなる発展を期待したい。
 
 
posted by べん at 20:35| Comment(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

良いコントロール位置とは

コースセットを行う場合の良いコントロール位置とはどんな位置か。
対象とするクラス(選手層)によってそれは異なるが、どんなクラスでも共通のこともある。
 それは、公正さであり、運をできるだけ排除したものでなければならない。
 言い換えれば身に着けた技術を適切に使えば、自信をもって到達できる場所であるということである。
 それが担保できなければ、選手は運に頼り、繰り返しの儀樹練習を行わず、結果世界では戦えないということになる。

 具体的には良いコントロール位置とは、
@近くに特徴物があり、それらとの相対的位置関係が正しいこと。
A特徴物に乏しい場合でもある程度離れた明確な特徴物からの距離、方向が正しいこと。
 @であれば、速く走りながらでも選手は地図と現地からの情報交換を適切に行うようになるであろうし、Aであれば、コンパスや歩測を使うこと、アタックポイントを設定することをいとわなくなるであろう。
これらのことを適切に行っても正しく到達できないコントロールが設定されれば、そんな細かなことを行わないでも速く走った方がいいという考えが優先になり、本当のオリエンティアになれないまま限界を迎えてしまうであろう。
 
 日本のテレインで@が難しいのも事実である。位置説明にある尾根(正確には鼻とか突起)、沢(正確には窪み・出口のないものを凹地という)は点状特徴物であり、線状特徴物ではない。等高線が2本にわたる場合は入口とか奥という説明をつけることになりこれでもイレギュラーなのである。
 日本では斜面がきついことから、得てして、のっぺりとした斜面上の谷や、尾根の適当な位置に置かれることが多い。その場合斜面にななめや鉾方向からアタックした時に確実にコントロールの正面に出るということが難しくなる。
 ただその場合でも運の介在を防ぐ手立てはあるのである。斜度の変化や、幅の変化する地点(もしくはそこからの距離)をうまく使えるような位置に置くとか、植生や他の特徴物との関係性を使えるようにするとか、Aのように近くの特徴物を3つくらい選んで確実にコンパスで当たる位置に置くとかである。それらの努力をしないでコントロール位置を決めることは避けてほしい。特に選手権クラスおよびそれを目指す(ために努力をしていくであろう若年クラス)においては特に重要である。

posted by べん at 19:47| Comment(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする