2015年02月24日

Oforum資料作成中

Oforumの資料を作成中です。
 確認のために協会発行のオリエンテーリングディレクターオリエンテーリングインストラクタの専門科目テキストを読んでいます。平成11年に作成されたもので、(特に地図作成技術や種目は大きく変わっているので)アップデートは必要ですが、基本の部分は良く網羅されており、良い本だと思います。編集委員会の方々の熱意が感じられます。
 私はもっぱら競技現場からものを考えていて、これまで文献をよく読んでうんぬんということはなかったですが、ここに書いてあることについては考えがほぼ一致しており、逆にびっくりしています。
 惜しむらくはこの本がこれまで十分活用されてこなかったことですね。ちゃんとアップデートして電子化し、皆さんが読めるようにするべきだと思います。
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 以下にoforumの資料の一部を添付しておきます。ぜひ足を運んで下さい。
コース設定の原則.pdf
クラス別コースの設定のヒント宣伝.pdf
コントロール位置について.pdf
posted by べん at 17:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月23日

oforumの宣伝

 コース設定の話ってどんなことをやるの?というわけで具体的にイメージしてもらうために、記事を書きます。
 前の記事のコースにコース設定の原則に従ってコメントしたいと思います。優れたレッグを生かすコースづくりという点で、非常に良いコースであったと思いますが、コース設定の原則に書かれている部分で注意すべき点について触れておきます。
 @立ち入り禁止の表記がルール通りではありません。プラグラムでは触れられていますが、走れる部分の見やすさも含めて、正規の書き方でできたと思います。給水所が見にくくてコンタと勘違いをしました(ピークがないので立ち止まってしまった)。色を工夫できるのではないでしょうか?地図の端ということもあるので、もう少し周りのコンタを書いてもらうだけでも見やすくなると思います。
 A4と5については高さがおかしいです。こうしたテレインでは高さの違いは競技者に予測できないタイムロスを強いて、公正さを欠きます。4は置く位置の問題ですが、5はそもそもコントロール位置として適当ではありません。コントロールいちは地図上でも現地でも確実にわかる位置でなければなりません。このコントロールは文章の中でも指摘される、面白いレッグを作るために不適切な位置にコントロールを置いてしまうという例にあたります。
 B5−6−7は他のクラスで逆方向のレッグが組まれています。コントロールから出てくる選手にコントロールに入る選手が影響されることをルールは戒めています。経験の浅い選手を混乱させない意味でも全体の回しは同方向になるように調整すべきです。
 C8のコントロールは8−9のレッグを生かすための誘導コントロールだと思います。それ自体は問題ないのです。ただもしそうならあれほど下に置く必要はないです。そもそものぼりは4%以下が推奨されています。まあ日本では難しいのでできれば6%にしてねと書いてあります。他の文献では悪くとも8%までということです。4%以降はできるだけのぼりを減らすということに努めるべきで、北西の土崖や道の終わりでもいいと思います。
 そんなわけで、このコースにアドバイスするのであれば、まず他のコースとの逆方向の流れは止めようということ、5は外して、8はもっと上に、外した分のコントロールは13の次に14の北東の道の曲がりあたりにコントロールを追加したらもっとよくなるかなという感じです。

 1部はコース設定の原則を示しながらこういう話をしようかと思います。2部はクラス別コースの組み方についてを行います。
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posted by べん at 12:29| Comment(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

早稲田大会

早稲田大会に出走しました。
 ロングとしてなかなか練れた良いコースだと思います。ただコース設定の原則からすれば修正すべき点がありますのでそれについては次の記事で。
 筑波大会の記事でも触れましたが、マップコンタクトと同時にコンパスコンタクトを行うようにしてから圧倒的に林を走る確実性と速度が向上しました。
 技術の向上のステップとしてはまずは走りながらのマップコンタクトとナビゲーション、次にコンパスの使用、最後にコンパスとマップコンタクトの融合。それぞれが主張するのではなく、いい感じに一緒になることで、いろいろな味がなじんでおいしいカレーができたって感じでしょうか?そこまでいかないと本当のオリエンテーリングの楽しみは味わえないかもしれません。
 コンパスコンタクトはまっすぐ走るだけでなく、方向を変えながらの直進も可能とします。結果、林を走り続けることにストレスを感じなり、速く走れるという1点で挑戦的なルートどりができます。
 パープルで示したのが実際に走ったルートです。のぼりを避けて走り続けられる場所を走るというコンセプトで走っています。それにより、走力が劣っていたためにこれまで常に遅かったロングレッグのラップが向上しています。選手としてやっていて(日本では)体力にそれなりの自信があったころはミスの可能性を考えてなるべく避けてしまっていたルートです。その時にそれを恐れずにチャレンジしていたら、世界選手権の予選通過もできただろうし、もっと上に行けただろうと確信しています。そのノウハウがやっとわかってきました。(8−9は弱気の虫が出ましたね。黄色を走らなければいけません。そうしないと回った分のプラスがないです。)
ルート.jpg
 
posted by べん at 11:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする