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2015年10月03日

国際オリエンテーリングコーチ会議より

国際オリエンテーリングコーチ会議の記事をWORLD OF Oの記事からまとめている作業中。

スポーツにとって、エリート強化活動と競技の発展は別々ではなく、お互い補完しあい、ともに進んて行くものだということは間違いない。
これを別々に考えるのは非効率的だし、生産性にも欠ける。

記事の一部ををわかりやすいように加筆して引用すると、

 デンマーク、フランス、スイスは比較的クラブが弱く、選手が一緒に寝泊まりし、トレーニングを積むようなエリートトレーニングセンターを設立、それを中心に強化および競技の発展を探っている。チェコは同じような状況であるが、トレーニングセンターがないため、ナショナルチームが多くのトレーニングキャンプの実行に多大な責任を負っている。(予算は1000万程度あるが、ナショナルチームの仕事は日本と同じように雑務が多く、実際の指導ができずに苦労しているようだ。)スエーデンはたくさんのオリエンテーリングジムや大学を競技の発展の中心にもっていっている。ノルウエーはクラブのコーチの教育によりクラブを発展の基幹としようとしている。フィンランドはトレーニングセンターとクラブの育成をの両面からアプローチしている。

 さて日本はどこに基幹を置こうというのか?まずそれを決めることから個々の活動を始めるべきである。そうしないと各活動がリンクせず成功はおぼつかない。
 日本でトレーニングセンターを作っても(まあ予算的に無理だがもし作ったとしても)そこに入ってトレーニンフするには人生設計をしっかり考え、覚悟を決めなければならない。そんな選手は今日本にはほとんどいない。地域クラブを根幹とするのか?それはない。そんな機能をいまの地域クラブは持たない。可能性としては学生クラブと会員である都道府県協会だろう。
 問題はそこにどうアプローチしていくかだ。一つのヒントはノルウエー方式である。JOAが教育の場を設けて正しい知識、アプローチ法をちゃんと伝えていくことで学生クラブと協会を独り立ちさせてそこを基幹に日本のオリエンテーリングを発展させていく。そのためには手厚く指導するシステムを作り出さなくてはならない。
 そういう意味からすると、私が始めたJOAトレーニングは画期的なシステムであった。それがJOA合宿となり、年度が進むことで今年度はまったく異質なものとなってしまったが、本来はオリエンテーリングとは何かということをちゃんと学び、それを各クラブに持ち帰って活用してもらうということが目的であった。従ってその参加者は競技者にこだわるものではなかった。短期的な競技力の向上という実を刈り取るのが目的でなく、長期的に競技力を向上させるという種をまくための機会であったのだ。
 エリート競技も、協会の発展も同じだが、ものすごくエネルギーをもった人間が一人いても仕方がない。もし成功したとしてもそれは一時のものでしかない。ある程度のエネルギーをもった人間を(組織を)より多く作り出さなければ継続も大きな発展もないのである。
 
posted by べん at 11:29| Comment(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする