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2014年07月30日

JWOCの結果が意味すること

JWOCの結果を見てわかったこと。

 ロングの地図や、リレーの地図を見て、それほど難しいと思うだろうか?
リレーは言うに及ばず、ロングの地図でも、部分部分を拾えば八ヶ岳だったり、駒ヶ根だったり、はたまた首都圏の急斜面だったりしている。それほど外国ではないのである。
それでも比較的成績が良いと考えられるのが日本であまりなじみのないテレインであるミドルであることはいったい何を意味するのか?

 今回、トレーニングに随行したのだが、トレーニングでは、新しいテレインは経験がなく、地形がうまく読めないことは仕方がないという前提からスタートした。したがって、コンパスだったり、歩測だったり、アタックポイントだったり、地形の単純化といった、どこでもできる、もしくは地形がうまく読めなくても使える技術を強調した。
 これらの技術はまさにスキルであるから、どれだけきっちり使えるかが問題である(早く確実にできるかは当然多くの練習が必要となるので、この期に及んではどうしようもないが)。そこに意識を持っていくことを重要視したのである。

 ロングは実はモデルの方が日本らしくなかった。その日本らしくなさが維持できていればもっと違った結果が出たかもしれない。しかし、本番はどこかで見たようなテレインであった。(少なくとも地図の見た目では)
 だからこそ彼らは日本と同じように走り、日本と同じようにミスをしたのではないだろうか。日本の八ヶ岳で、駒ヶ根で、彼らはきっちりとは走れない。同じように走れば結果は見えている。
 リレーテレインではさらに簡単なおかげで、その影響が慣れ親しんだテレイン>慣れ親しんだやりやり方となって有利に働き、相対的に成績が上がっていると考えられる。

 ミドルは怖かったと思うし、地形はうまく読めないという前提があったのであろう。そのことが基本技術への注意を高め(速くはないながらも)、相対的にミスの少ない結果となったと考えられる。
 これまでロングが比較的成績が良かったというのは、これらの基本的な技術をきっちりやらなくても、コントロールが遠くから見えることで(要はアタックがあまり問題にならなかった)コントロールに到達できたコースであったからであろう。

 技術には大きく分けて2つあある。1つはどこでも練習でき、高めることができるものである。それがコンパスワークだったり、歩測だったり、プランだったりする。もう一つは地形(やコントロールサイト)のイメージであり、初めてのテレインにおいてそれをできるだけ一致させるためには様々なテレインでの経験(イメージデータの蓄積)が重要となる。
 後者は経験数が必要であるが、前者は意欲と練習量の問題である。また、後者を効果的に発達させるためには、どこを走っているかがある程度分かっていなければならない。そのためには実は前者の技術が必要である。
 だから前者を無視していくら外国でたくさんのレースを走ってもうまくはならないのである。

 私が日本人はもっとやれる。やることはまだまだたくさんある。と信じているゆえんはここにある。

 コアトレーニングという言葉はフィジカルトレーニングとして人口に膾炙しており、その重要性は疑いのないものだ。オリエンテーリング技術においてもコアトレーニングが必要なのである。
posted by べん at 22:08| Comment(0) | for ATHLETE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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