今回の全日本大会ではヨーロッパでみられる小ネタをいくつか導入しています。
まずはスタート方式。
地図をセルフピックアップ方式としました。
参加者が自分の責任で地図をピックアップする、間違った地図をもって走っても運営者に責任はないというシステムです。(もちろん運営者がいい加減に地図を準備していいわけではありませんよ。)
全員がスタートラインに並んでいるわけではありませんが、地図を拾う位置は各クラスの参加者で同一ですので、不公平はありません。
運営者が地図を渡すのは親切かもしれませんが、それによって参加者が不利益を被るのは本末転倒ですし、まじめなスタート役員の精神的負担も大きいです。(ワールドカップでも役員に地図を渡された女子選手が一番にたどり着けずに戻って再スタートしたという例もあります。)セルフピックアップを導入することで、スタート役員の仕事も減り、少人数での運営が可能となります。
今回は地図の裏にコースを入れて参加者が確認しやすいようにしていますが、両面印刷は印刷時のエラーの可能性もあるし、印刷の時間もかかるので、表面の端にクラスを印刷し、そこだけが見えるように地図を置くのが良いかと思います。
ぜひこれをスタンダードにしてほしいと思います。


2017年06月27日
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