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2017年07月01日

全日本小ネタA給水所のお話

 全日本大会においては給水所が多いなと思った方が多いかと思います。
 日本の場合競技規則上45分を超えるコースにおいては給水所を設けなくてはいけないことになっています。またガイドラインでは酷暑時には25分に1回給水所を設けることが望ましいとなっています。
全日本ではほとんどのクラスのウイニングは45分以上なので、給水所は必須ですし、全日本がこの時期に行われる以上ガイドラインの規定が尊重されるべきですので、55分以上のウイニングクラスは2回、M21Eは3回の給水が必要です。
 一方IOFの規定では30分を超える場合、優勝者のペースで25分に1回給水所を設けなければならないとなっています。これに従えばミドルコースでも給水所は必要です。
 運動中の給水は15-20分ごとに200-250mlの水分補給が必要(値は文献によって異なる)と言われています。それがこの規則の根本にあると思われます。45分(1時間)を超える競技では軽い炭水化物を含むもの、塩分を含むものが推奨されます。今回であれば251のコントロールにはスポーツドリンクなどを置いたほうがいいとうわけです。(WOCなどではコーチングゾーンにスペシャルドリンクを置けるようになっています)
 今回給水所はコントロールとコントロール以外を併用してあります。負担という意味では共通コントロールを設けてそこを給水にするというのが一番簡単です。しかし、900人の大会では大量の水をそこに置かなければいけないのでスペースと運搬の手間を考える良い場所を探すのが大変です。251はそうしたコンセプトで置いた給水です。
 次に道路渡河点の給水所です。道沿いに複数の給水所が並んでいます。ヨーロッパの大きな大会によくあるパターンです。複数の給水を置くのはルートを限定しないという意味があります。ここは今回のコースのメインのレッグですので、数を減らすという選択肢はありませんでした。道の上なので水の運搬は簡単ですが、給水所の数も水の量もたくさん必要になります。当然運営の負担が増しますが、今回この道路は水を置かなくても安全確保の人員は必要であり、人とテーブルを置くことで車に注意を向けさせるという効果もありました。人を配置した給水所が5つありましたが救護所と渡河点の安全確保を兼ねていましたので、無駄な人員配置にはなりませんでした。

 残る問題は序盤の給水で、67.102.105に置きました。ここはコースのレベルが異なるため(また水を置けるスペースが限られるため)分割しました。救護所から運搬でしたがここでは役員さんに頑張ってもらいました。(105は3人なのでペットボトル1本でしたが)

 最後に大事なのは準備する水の量でした。コントロールの通過人数に合わせておかなければなりませんし、渡河点ではだれがどこに行くかが把握できないので大量の水が必要です。競技中の2%の水分消失はパフォーマンスを15-20%低下させますので、途中で水がなくなってしまっては競技の公正さを維持できません。当日は大量の水を用意したうえで、遊軍を1名用意して、補給の道を残しました。(これも怪我人の対応を兼ねていますので必要な人員でした。) 結果役員40名の実働部隊中6名が給水・救護関連でした。

 現在山川ハウスには災害用となった水がたくさん残っております。(夏のイベントでは活躍予定)

コース6.All.jpg


 
 
posted by べん at 23:05| Comment(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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