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2019年10月23日

久しぶりにアナリシスを

 全日本への準備期間と終わってから1週間はすごい疲労感で日々の生活の他は何もできない日々でしたが、やっと落ち着いたので久々にアナリシスを書いてみました。棚ぼたで出場権を得た最後の全日本選手権に向かって十分な準備ができなかったなという残念さはありますが、目標とする大会に向けて準備する過程はそれなりに楽しかったです。


目標
タイム:日本人トップ130%
順位:全体の2/3以内

準備期間6週
0-2週 走行スピード向上(キロ5分以内でのラン)週40km 週4回
2-4周 上記スピードでの走り込み
   週末オリエンテーリング 週60km 週5回
4-6週 週末のレース(1:15000)と週1回のペース走(キロ5分で90分)週30q 

全日本選手権アナリシス
joc2019.jpg
S-1
プラン:植生界の角まで植生界を走って進み沢を左に見てアタック
実行:植生界にこだわりすぎて東側の不明瞭な植生界(BとCの境)にとらわれてしまった。歩測的に深い沢に出るであろうところで、可能度が変わる部分に当ったが地形が変わる様子がない。にも拘わらずアタックポイントにいるものと信じ込んでアタックするも見つからず。尾根上にいると確認できたたが高さがわからない状況だったので急斜面まで戻るしかないと判断して戻る。
分析および修正
@ 明確な地形に出ることを優先しなかったことが第一の問題(植生界はプラン上は無視すべき)
A 植生が変わった時点でちゃんと止まって考えれば、1のある位置が平坦だと気が付いて東側の不明瞭な植生界の角にいることは容易に認識できた。(ここで止まれていればミスタイムはほぼなし)
B 歩測していたので大きく行き過ぎることは無かったが、運に期待して明確な地形に戻る判断がおくれた(判断が速ければ1⁻2分はミスタイムを軽減できた)
レース前に尾根上は平坦で地形情報は期待できないと想定しすぎてコンタに目がいかなかったことと止まるべき場所で止まれなかったことが大きな問題。
ちょっと前のめりすぎた。

1-2
プラン:歩測とコンパスで進む
実行:歩測をしていたので小径を抑えることができた。
分析及び修正
1と同様にコントロールのある地形が読めていなかった。
2-3
プラン:谷にあてて登る
実行:沢底のCが気になって右へずれてしまった。自信が戻っていないがコントロール位置が大きいので助かっている。
分析及び修正
ナビ中にプランをちゃんと実行できずその場の対応に流されている。
3-4
プラン:鞍部を頂上まで登る
実行:4が一番低い位置にあると思いこみ北側に進む。一番高い位置で止まって左右を見回して見つける。
分析および修正:
ここも補助コンタが見えていない。(見にくいと思ってISOMをチェックしてみたら、補助コンタの太さが変わっていた。なんで今まで気が付かなかったんだろう。太さが2/3になってる。年寄りには大きな変化だ。ここは円をカットしてほしかった。)止まってみても見にくいのでいたしかたない。鞍部上でとまれたので良しとしよう。
4-5
プラン:ここまでもたもたしたオリエンテーリングを続けてきたため、リズムの切り替えの必要性を感じ道回りを選択。森の走りずらさを加味して最後まで道で引っ張ることとする。
実行:柵の下側の情報が読み切れていなかったががあとは問題なし。
分析及び修正:
ぐずぐずになるところでペースを戻せたのは良かった。(今回柵は通過禁止なので、パープルで上書きすべきだろう。)人家まで降りたほうが速かったが、さすがにそこまでは読めない。
5-6
プラン:尾根をたどる
実行:問題なし
6-7
プラン:Aの沢を下って植生界から登る
実行:5に向かうときにここを下ればいいなと思っていた沢が間違えていた。6からの脱出であまり地図を読まずに手前の沢に落ちてしまった。湿地で間違えていたことに気が付いたので直接Aの斜面に向かおうとコンパスを振った。最終的に道に降りちゃえばいいと思っていたのだが、実際は登り始めの位置が西へずれていたため隣の尾根にすすんでしまって同じ様あテラスにつかまってしまった。
分析と修正:
@ 同じ場所を通る場合でも常に新鮮な気持ちでナビをする必要がある。
A 間違いに気づいてルートを変えたときは始点と方向を確実にしないといけない。
B あやふやな部分があるので違和感があれば確実に止まる必要がある。
@ 降りてしまえばいいと思っていたのに、実際に降りる決断まで時間がかかっている。(運に期待して2分程度の追加ロス)
7-8
プラン:南北の沢を使って近くに進み、上る沢を確定して沢の奥からコンパス
実行:問題なし
分析と修正
最初の尾根上、アタックの尾根上で一度立ち止まり、地形を確認できたのは良かった。
8-9
プラン:歩測とコンパス
実行:問題なし
9-10
プラン:尾根上を鞍部まで沢に降りてアタック
実行:鞍部まで行けず手前の沢で降りてしまった。
分析と修正
平らな尾根上で方向を失った。左の斜面沿いを走るべきだった。ただ降りてからの判断は早かったので傷はすくない。
10-11
プラン:沢をつないで最後は沢線の延長
実行:問題なし
11-12
プラン:コンパスで沢に落ちる
実行:平らな尾根上の浅い沢にコントロールがあり、明るかったので東にずれたと思い方向を変えてしまった。最終的には下まで降りちゃえばいいと思っていた。
分析と修正
植生でなく方向と地形を大事にすべきだった。降りてしまって戻ればよいという判断は良かったが。
12-13
コメントなし
13-14
プラン:方向を失いたくないので道の分岐からアタック。
実行:問題なし
分析と修正
体力的に厳しくなっているがコントロールの脱出とアタックでタイムを維持出来ている
14-15
プラン:谷に降りて右
実行:藪と斜面で減速
分析と修正
集中力が切れてきているのでプランは成るべくシンプルにしている。藪の為タイムが落ちるのは仕方ない。
15-16
プラン:コンタリングしながらDのわきを走ってオープンからアタック
実行:出だしでコンタ1本分登ってしまったらしくマップアウト。D藪に突っ込んでしまったため方向を修正して可能度のいい場所まで戻る。
分析と修正
マップアウトの可能性のあるルートを取った時点でリスクが高い(コース的にはもっと西側の地図情報が必要だとは思うが)これは東側の平らで方向へでるべきレッグだった。プランも実行も鈍くなっているが判断は早くなっているのでロスタイムが抑えられている。
16-17
プラン:コンパスと歩測
実行:前を走る選手に振られそうになるがコンパスを確認しているので問題なく到達
分析と修正
プランがラフになっているので判断が速い。
17-18
プラン:荒れ地の角からの方向をしっかり維持して急斜面・谷
実行:荒れ地からコンパスをしっかり見て走れた。道にのれた。
分析と修正
地図を見ていてもうまく処理できていないがポイントが抑えられているのでミスは少ない
18-19
plan:尾根沿いに走ってアタック
実行:最初ののぼりで小径を上がろうとしていたが、集中力が切れてきため下った場所がわからず入り口を探すのを諦めてそのまま尾根に上る。尾根上を北に向かっているとき行き先を13番方向と取り違えてしまう。尾根を越えて8の数字を見て間違いに気が付く。また、コントロール位置説明を把握しないでアタックしてしまっている。
分析と修正
直登したのは状況を考えれば悪い判断ではない。取り違えも状況的にしかたないか?レッグ線に注意してたら防げたか?
19-G
プラン:筋力がおぼつかないのでできるだけ道を使った。
実行:プラン通りには走っているが。
分析と修正
準備状況で致し方ないが19-20のミスタイム2分はあまりに遅い。脱出方向の問題だと思うがすでに斜めに下る勇気がない。
最後は道走りかつ前を学生さんが走っていたので追うことができた。

まとめ
結果
タイム 日本人トップ 142%
順位 43/82
 
準備期間が短かった割には持久力的には割と持った。巡航125はまずまず。それなりにスピード感のあるオリエンテーリングができた。一方、筋力と集中力は想定したとおり80分しか持たなかった。
ざっくりシンプルに走ったところははやく、必要以上に技術負荷をかけるプランにした場所は判断が遅くなってミスやロスが多くなる。
やっぱりロングはフィジカルの強さと、シンプルなプラン、ナビの判断力の速さ、そして必要な時に躊躇なく止まれることだろう。まあ全部フィジカル強さがあっての事なんだけど。
19,20の遅さは身体的な準備の問題なのでどうにもならないが、1番のミスはちゃんと防げる類のものだったので残念だった。普通に入れれば19のミスもなかっただろう。まあそれでもこの準備では日本人トップ130%は難しかった。

posted by べん at 01:26| Comment(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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