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2021年02月07日

尾根をたどること、尾根上でのリロケート

 今年はオリエンテーリングを行う機会が少なく、経験を積むということが難しかったと思われます。
 春インカレはリレーが中止となり、その代わりに団体戦を行うようですが、対象コースがリレーコースよりも技術的に難しいミドルエリートコースに設定されています。リロケートが難しいテレインでもありますので、団体戦にエントリーするか悩んでいる学校もあるかと思います。
そこで地形でリロケートする方法や地形をたどる方法について簡単にまとめました。

高いところからアタックするというのはオリエンテーリングの基本です。理由はアタック方向の地形が見やすいことにあります。(特徴のない地形での崖の根元などの場合は例外的に下からのアタックが有利です。)
高い位置の代表的なものが尾根です。青山高原のように尾根上が走りやすく視認性が高いテレインでは尾根上で必要な時に現在位置を確定できる技術が重要になります。

まずは尾根上で位置を失った時の対処法について書いておきます。
下の図あたりに来たけれどどの尾根にいるのかわからなくなってしまった場合です。(あるべきはずのところにコントロールがなかったという場合が多いですかね。)その場で位置を失ったと思った場合には尾根上にのぼり、地図上の尾根のなかから現在いる尾根を探します。最初に行うのは尾根の方向の確認です。地図を正置して今いる尾根と同じ方向の尾根を絞り込みます。
尾根が北西の方向に延びているのを確認したら傾斜によってさらに絞り込みましょう。A,B,Cの順で緩斜面になっています。経験が少なくてもCとAの区別はつくでしょう。
斜面.jpg
こぶや鞍部、平らな部分があるかないか(斜度の変化)は判断材料になります。
いずれにしても捜索範囲は限定したいので、直前にどこで現在位置を確定したか把握しておくこと、そこからどちらの方向にどれだけ進んだかの情報を保持しておくことは重要です。線状特徴物をたどる際にも方向をコンパスで確認しておく癖をつけましょう。経験豊富な選手でも距離感は精神状態に影響を受けます。歩測をしようという意識がなくても歩数をカウントしておくことは有効です。

次に尾根上を走りながら現在位置を確認したり尾根上でアタックポイントを設定する方法についてお話します。
まず机上で尾根の形を把握するトレーニングをすることを薦めます。過去地図の主要尾根全部で行う勢いでやればかなりスキルは上がると思います。
示された(下の図では植生界で書いてあります)ラインについて実際の上り下りを書いてみましょう。
尾根上.jpg
尾根上2.jpg
こうした上り下りが把握できれば、尾根上を走るときに現在位置の把握が容易となります。
また正しい尾根を走っていればこの斜度変化で現在位置を逐次把握することができますのでリロケートの際にも役立ちます。自分がこぶの上にいればaかbですし、鞍部に居ればcかd,斜面上の平らな部分にいればgかh、急斜面の始まりにいればeかfになります。
尾根へ登るときに稜線の形が把握できれば、尾根上ののぼりたい位置を目指して上ることも可能になります。


尾根たどりを行う際に難しい場所として、広いこぶから斜面に入るという場所があります。
平らな尾根.jpg
尾根の分岐が多いうえに尾根のラインが見にくく、目的の目的の尾根を外す危険性があります。ここでは正置をしっかり行う必要があります。(経験の少ない選手はコンパスをセットして進むといいでしょう)
posted by べん at 19:27| Comment(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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