2014年05月06日

全日本大会

全日本大会は晴天にも恵まれとても楽しく走ることはできました。運営者の皆様ありがとうございました。
さて気になったことをいくつか。

@前日受付について
前日も受付できるということはレースへの準備という意味では参加者にとってもプラスだと思いますが、原則前日かつ本人でないと受付ないというのはどうでしょうか?全日本なのだから本人が受付するのが当然というご意見のようでしたが、国際大会でも、そこまでの制限はまれだと思います。(世界選手権のID確認くらいでしょうか。)
一般クラスは選手権ではありませんし、選手権クラスと同等にあつかうのはどうかと思います。
事前受付にするのであれば、せめてクラブ単位もしくは申込み単位での代表者受付が妥当だと思います。

Aコースについて
私の参加した50Aは18Aと同一でした。求めれらる技術課題、体力課題が異なりますので、ベテランクラスと若手クラスは同じコースにすべきでないというのが私の主張です。コースにウイニングタイムを合わせる(コースに対してウイニングタイムを変えてしまう)というのは可能な限り避けて、ウイニングタイムと技術レベル、体力要素に合わせたコースを提供していただけたらと思います。

B落ち枝を集めた場所について
これは、このテレインに限定された特徴物で、一般的ではありません。プログラムに明記すべきだったでしょう。特にスタート直後にあったため、地図と対応できずに序盤にミスをしてしまった選手も少なくないと思います(私もそうでしたが)。 オリエンテーリングは自然を相手のスポーツですのでコントロールできない要素も多いですが、だからこそ運営者がコントロールできる部分はしっかりコントロールしてできる限り公正な競技とする努力は必要だと思います。
posted by べん at 19:01| Comment(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月09日

中高生への普及

どうすれば中高生にオリエンテーリングを普及することができるか考えてみました。

地域クラブが普及活動に関して機能していない以上(伝統的なスポーツではないので、日本では地域クラブでジュニアを育てるという形式には無理がある。)、学校でのクラブ活動として成立しやすい方法を考えるべきでしょう。

それを念頭にいくつか提案をします。
@高体連、中体連への加盟を本気で考える。
 学校側としてはやはりちゃんとした組織が行っている活動であることは大きなポイントであると思います。JOAがオリンピック委員会と関係を構築し始めたことですから、同時にこちらへの働きかけも行うべきです。まずは東京、愛知で高体連専門部会への参加を模索したいところです。もちろんそのためには、校数を増やすことが必須となります。
A中学高校選手権を、パークOにする。
 現中高選手権の舞台をパークに移して開催します。運営母体も公的な機関(当面はJOAがやるしかないと思います。)にします。
 まず、パークで行うのであれば、かなり技術的なハードルが下がることになります。もしかしたら、陸上部とか、他の運動部の参加も見込めるかもしれません。現状では、新規参入中高と既存のクラブの差が大きいですが、これも縮まって、特にリレーがエキサイティングになるのではないでしょうか。
今オリエンテーリングが強い学校にとっては、優位性を削るわけで受け入れがたいところもあると思いますが、それではいつまでたっても内輪のスポーツから抜け出せません。
規制緩和と競争原理の導入はスポーツとして生き残りのために必要です。

2つ目のメリットは先生方でも大会の運営が行える可能性が出てきます。これは大会を継続して行う上でどうしても必要なことです。
3つ目は学校のクラブとしての活動が行いやすくなるということです。目的大会がパークになれば積極的に近くの公園や学校の地図を作成して、そこで練習することが結果に直結します。平日の練習の幅が広がるでしょう。
また主な活動場所が、公園内になることで、安全面に対する学校側の憂慮も少なくすることができるでしょう。

一方競技力向上についてもメリットは大きいです。何より、結果に対してフィジカル能力の割合があがり、将来的にトップチームの身体能力の向上が望めます。
もちろん森でのオリエンテーリングへすすむ道を閉ざすわけではありません。フォレスト競技は全日本の18、15を高校・中学チャンピオンと認定することで2元化するのがいいでしょう。

クラブの活動としては、普段は学校や公園でフィジカル、高速ナビゲーショントレーニング、土日は公園大会をメインに行い、年3回程度のフォレスト参加(目標大会)、それ以外は個人参加で大会にでる。こんなイメージはどうでしょうか?

 IOFは、スプリントを前面に出すことで、オリンピック種目を目指して一般への競技普及を図っているところです。JOAとしても、若者層にどうやってオリエンテーリング普及を行っていくかについてそろそろ明確な方針を出したほうがいいでしょう。まずは、クラブの顧問の先生はもちろん学校の先生をやっている(他の運動部の顧問をしていらっしゃる方もたくさんいると思います。)オリエンティアの皆さんの意見を聞く機会をもうけてはいかがでしょうか?
 その上で、今後も地域クラブでジュニアを育てていくんだという方針がでるなら、それはそれで今後の活動の確認にはなると思います。
posted by べん at 16:05| Comment(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

スポーツの面白さ

前記事でのコメントにお返事しようとしたら長くなってしまったので記事にします。

スポーツでの面白さというのはいくつかあると思います。
 競技スポーツの面白さは、競うことだと思います。大事な大会で優勝する。ライバルに勝つ。そのために努力を重ね、結果を出すことに面白さがある。
 これとは別に課題を解く面白さがありますね。これは結果にかかわらずです。オリエンテーリングで迷ってしまっても面白いと感じる人は少なくないでしょう。
 生涯スポーツとしては後者も大事なことですが、トップアスリートを目指すなら後者ではだめなのです。競技オリエンテーリングの選手を指導してきた私としては、できるだけ若手には前者の面白さを感じてほしいと思っています。
 年齢を重ねると競うというよりは楽しむほうにシフトしてきて、コースをセットする際に無意識に難しいコースを組んでしまいます。楽しませてあげようとの気持ちだと思いますが必要以上に難しいコースは、競って勝つことを楽しみだと思う選手を拒絶します。できるという気持ちがなければ、スポーツは続けられません。
 適応しやすい課題で、技術が劣る選手は技術を、フィジカルが劣る選手はフィジカルを鍛えて、勝つために切磋琢磨するのでなくては競技力の底上げはないと思っています。
 とりあえず課題はこなせているからということで、フィジカルや判断スピード、手続きの速さの向上に目を向けずに上のクラスに逃げることは、結果として遅いオリエンテーリングに慣れてしまい、世界レベルの競技力の向上には結びつきません。
 もちろん競うまでもなく常に勝ってしまうという状況なら、現状でも強化指定というものがありますからそれで難しいコースに挑戦できます。JOAのアドバンス登録も必要ですから技術的なサポートも受けられるでしよう。

 女子については、確かにそうはいってもねというところがあると思います。本気で女子が参加しやすい状況を考えるべきですね。欧州とちがって、学生から始める選手がほとんどですから、なるべく怖くない、傷がつかない、汚れない(雨が降ったらしゃあないですが)ようなコースを用意してあげる必要があるのかもしれません。 
posted by べん at 18:37| Comment(1) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする