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2014年07月20日

オリエンティアの目標

オリエンテーリングを競技として行う人たちの共通の目標は何でしょう。
世界選手権でチャンピオンになること?インカレで優勝すること?
それでは限られた人の目標になってしまいます。
オリエンテーリングを続けている人すべてが持てる目標、それがあるからいくつになっても続けられる目標。それは何でしょう?

ヨラン・アンダーソンのコーチングのテキストでは英語一言ですべてのコントロールをspikeするとなっていますが、日本語では一言で表すのは難しい。まだるっこしくなってしまいますが、あえて表現すると、すべてのコントロールをできる限り自分の出せる最大級のスピードで流れるように通過してゴールするということです。

私もいまだかつてその域に到達したことはありません。もちろんそれに近い経験はありますが。いくつになってもそれを目標にスタートレーンに立てば、常にオリエンテーリングはチャレンジングで面白いものとなります。

コーチングテキストの中ではゴルフ界での言葉がいくつか引用されています。その中に54という数字があります。何だかわかりますか?
72-18=54、すなわち18ホールですべてバーディーをとったスコアです。それは無理だろうというかもしれません。でも一つならとれるでしょ?じゃあ2ホールは?そうしていけば18だって可能でしょう。54を目指すことで、競技は人との戦いでなく、自分との戦いになります。そして得られるのは自分の達成感です。大会の成績(順位)というのは他の人が評価する結果にすぎません。

さあ、選手たちはどれだけ54に近づけるでしょうか?ゆっくり歩きながらではバーディーにはなりません。ただ思い切り振り切るだけではやはりバーディーはとれません。自分のもてる技術と体力を生かせるプランニングを持って勇敢にコントロールに向かいましょう。
ボギーを打ったら過去のことです。もちろん54にはなりませんが、54に近づくように頭を切り替えることです。打ったボギーは取り返せません。トータルでいくつになるかではなくて、次のホールでバーディーを取ることに集中しましょう。
トータルタイムで考えるのではなく、次のコントロールをいかにspikeするかを考えましょう。そうすればミスは過去のものとなり、それなりの結果はついてきます。そしてそれが今の実力であり、さらに高みを目指すためのスタートラインになります。
posted by べん at 17:52| Comment(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月06日

全日本大会

全日本大会は晴天にも恵まれとても楽しく走ることはできました。運営者の皆様ありがとうございました。
さて気になったことをいくつか。

@前日受付について
前日も受付できるということはレースへの準備という意味では参加者にとってもプラスだと思いますが、原則前日かつ本人でないと受付ないというのはどうでしょうか?全日本なのだから本人が受付するのが当然というご意見のようでしたが、国際大会でも、そこまでの制限はまれだと思います。(世界選手権のID確認くらいでしょうか。)
一般クラスは選手権ではありませんし、選手権クラスと同等にあつかうのはどうかと思います。
事前受付にするのであれば、せめてクラブ単位もしくは申込み単位での代表者受付が妥当だと思います。

Aコースについて
私の参加した50Aは18Aと同一でした。求めれらる技術課題、体力課題が異なりますので、ベテランクラスと若手クラスは同じコースにすべきでないというのが私の主張です。コースにウイニングタイムを合わせる(コースに対してウイニングタイムを変えてしまう)というのは可能な限り避けて、ウイニングタイムと技術レベル、体力要素に合わせたコースを提供していただけたらと思います。

B落ち枝を集めた場所について
これは、このテレインに限定された特徴物で、一般的ではありません。プログラムに明記すべきだったでしょう。特にスタート直後にあったため、地図と対応できずに序盤にミスをしてしまった選手も少なくないと思います(私もそうでしたが)。 オリエンテーリングは自然を相手のスポーツですのでコントロールできない要素も多いですが、だからこそ運営者がコントロールできる部分はしっかりコントロールしてできる限り公正な競技とする努力は必要だと思います。
posted by べん at 19:01| Comment(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月09日

中高生への普及

どうすれば中高生にオリエンテーリングを普及することができるか考えてみました。

地域クラブが普及活動に関して機能していない以上(伝統的なスポーツではないので、日本では地域クラブでジュニアを育てるという形式には無理がある。)、学校でのクラブ活動として成立しやすい方法を考えるべきでしょう。

それを念頭にいくつか提案をします。
@高体連、中体連への加盟を本気で考える。
 学校側としてはやはりちゃんとした組織が行っている活動であることは大きなポイントであると思います。JOAがオリンピック委員会と関係を構築し始めたことですから、同時にこちらへの働きかけも行うべきです。まずは東京、愛知で高体連専門部会への参加を模索したいところです。もちろんそのためには、校数を増やすことが必須となります。
A中学高校選手権を、パークOにする。
 現中高選手権の舞台をパークに移して開催します。運営母体も公的な機関(当面はJOAがやるしかないと思います。)にします。
 まず、パークで行うのであれば、かなり技術的なハードルが下がることになります。もしかしたら、陸上部とか、他の運動部の参加も見込めるかもしれません。現状では、新規参入中高と既存のクラブの差が大きいですが、これも縮まって、特にリレーがエキサイティングになるのではないでしょうか。
今オリエンテーリングが強い学校にとっては、優位性を削るわけで受け入れがたいところもあると思いますが、それではいつまでたっても内輪のスポーツから抜け出せません。
規制緩和と競争原理の導入はスポーツとして生き残りのために必要です。

2つ目のメリットは先生方でも大会の運営が行える可能性が出てきます。これは大会を継続して行う上でどうしても必要なことです。
3つ目は学校のクラブとしての活動が行いやすくなるということです。目的大会がパークになれば積極的に近くの公園や学校の地図を作成して、そこで練習することが結果に直結します。平日の練習の幅が広がるでしょう。
また主な活動場所が、公園内になることで、安全面に対する学校側の憂慮も少なくすることができるでしょう。

一方競技力向上についてもメリットは大きいです。何より、結果に対してフィジカル能力の割合があがり、将来的にトップチームの身体能力の向上が望めます。
もちろん森でのオリエンテーリングへすすむ道を閉ざすわけではありません。フォレスト競技は全日本の18、15を高校・中学チャンピオンと認定することで2元化するのがいいでしょう。

クラブの活動としては、普段は学校や公園でフィジカル、高速ナビゲーショントレーニング、土日は公園大会をメインに行い、年3回程度のフォレスト参加(目標大会)、それ以外は個人参加で大会にでる。こんなイメージはどうでしょうか?

 IOFは、スプリントを前面に出すことで、オリンピック種目を目指して一般への競技普及を図っているところです。JOAとしても、若者層にどうやってオリエンテーリング普及を行っていくかについてそろそろ明確な方針を出したほうがいいでしょう。まずは、クラブの顧問の先生はもちろん学校の先生をやっている(他の運動部の顧問をしていらっしゃる方もたくさんいると思います。)オリエンティアの皆さんの意見を聞く機会をもうけてはいかがでしょうか?
 その上で、今後も地域クラブでジュニアを育てていくんだという方針がでるなら、それはそれで今後の活動の確認にはなると思います。
posted by べん at 16:05| Comment(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする