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2015年08月02日

遠征報告

  選手指導をしながらも、ジレンマは常にありました。

  指導している内容は正しいのか?思い込みではないのか?
  海外の文献を元に指導内容を組み上げても、日本の現状と合わない。そんなことをしなくても、日本では速くなれる。そんな声が常に聞こえる。

  香港でのエリートコーチングクリニックへの参加で少し自信がもてたものの、自分自身が本当にそれが正しいかを体で感じる必要があると思い、この遠征を行いました。
   結果は素晴らしいものでした。基本と言われること(日本ではとても軽視されていること)をちゃんとやりさえすれば、何処に行っても通用するという事を確信しました。これはエリート選手のみならず。海外でオリエンテーリングを楽しもうとする方すべてに共通することです。
  ただ日本で練習する中でそれを徹底するには、コースの適正化、オリエンテーリングの競技特性をちゃんと理解した指導者の育成が必要です。
  



posted by べん at 00:49| Comment(0) | for ATHLETE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

準備

予想外の気温の高さ。
バスでのスタート移動。
スタートの状況をプログラムでちゃんと確認していたか。

  あなたが自分を競技者であると思い、このレースを重要だと考えていたなら、水を持参してしかるべき。
  そうしなかったのなら、自分の甘さをおおいに反省して欲しい。

   そうした準備をオフィシャルの仕事だと思っている選手は世界では戦えない。競技するのは、勝ちたいと思っているのは君自身だろう。

   あれ、去年のwocでも同じような事を話していたような…。
posted by べん at 22:27| Comment(0) | for ATHLETE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月07日

速く走ることを意識したトレーニングの弊害

前の記事は、スピードトレーニングをしなくていいという話ではありません。
 トレーニングの中にスピードトレーニングを組み込むことは、オリエンテーリングに必要な速筋を刺激したり、無酸素能力を上げるという意味でも有効なことです。問題はトレーニングの目標をどこにおいているかという1点です。
 世界のトップ選手とは走力が違いすぎるから走力を上げるというのはわかりやすい考え方ですが、それでいままで成功していますか?まずは彼らが森を速く走れるようになったプロセスを考えるべきです。
 たとえばあなたが5000mを15分で走れたとして、そのスピードでナビゲーションができるでしょうか?あなたの森でのスピードを遅くしている原因はどこにあるのでしょうか?
 足が速くなったところでナビゲーションがうまくなるわけではありません。でも逆はあり得るのです。ナビゲーションがあるペースでこなせるようになれば、競技会や練習でのテレインでのスピードは上がります。テレインでそのスピードで難なく走れるだけのランニングテクニックが備わればさらにスピードを上げたナビゲーションが可能になります。彼らはオリエンテーリングをすることでスピードトレーニングも同時にできているのです。
 逆に足だけが速くなると、足で稼ぐことを考えるようになります。地図を見るために立ち止まっても走って取り戻せばいいやとか、どうせこのスピードで地図を見ても無理だから地図を見ないとか、ナビゲーションの手続きをおろそかにするようになります。これでは如何に普段のトレーニング量を上げても相対的にオリエンテーリングは下手になるばかりです。
 中級の選手では走れは成績が上がるということはあるでしょうが、体力的に余裕ができ、最後まで持つようになるとか、集中力が持続できるようになるとかが第一、次に体力が付いたのでより長いオリエンテーリングができるようになり、練習量が増えるとかいったことが第二の理由のような気がします。(中級選手ではある程度ナビゲーションはできますからそれに体力が追い付いたためですね。)
 逆にある程度トレーニングをしているトップ選手が走行距離を増やしたところで、またスピードトレを積んだところで大きな変化が得られないということになります。(体力>ナビゲーション能力であるときに体力を上げてもバランスが取れないでしょう。)
 これは、彼らにとってはこれだけやっているのに成績が上がらないということになり、モチベーションwの下げることになります。だからみんなあきらめてしまうんだと思います。
 ナビゲーション、不整地、ペース走この3つをつねにからませたトレーニングを考えてやっていけば今より少ない時間でより効果を得られるはずです。
 
posted by べん at 14:58| Comment(0) | for ATHLETE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする