2017年07月02日

全日本小ネタBコントロール数

全日本のコントロール数は全部で91、42コースを91個のコントロールで賄っています。
42コースのうちAEクラスは29(69%)、91コントロール数のうちAEクラス用は51(56%)です。
Bクラス(18以下も含む)以下のコースの難易度を適正にし、コントロール数をしぼれば、こうした割合になるのは必然かと思います。

 実はコントローラ点検項目にはEクラスは他のクラスと分離されているか確認せよという項目がありますが、競技規則上そうしなければいけないという記述はないため今回分離していません。
 これを分離するとなるとそのぶんコントロールは増えて110-120となってしまうでしょう。テレインも大きなものが必要となります。運営負担は増えるばかりです。
 広いテレインを用意し、たくさんのコントロールを置いてよい財政状況であれば、エリートを分離することも可能ですが、そうでない状態で分離を優先すれば、しわ寄せはB,Cクラスに来ます。結果彼らに適正なコースを提供できなくなります。

 エリートやAクラスの競技者は公正さが維持できていればどんなコースでも走れる技術力はあるはずです。B、C クラスの競技者はそうではありあせん。上級者を優先させるがための、B,Cクラスの軽視、それに伴う不適切なコースは、新規の愛好者の流入を拒み、やる気をなくさせる壁になります。
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2017年07月01日

全日本小ネタA給水所のお話

 全日本大会においては給水所が多いなと思った方が多いかと思います。
 日本の場合競技規則上45分を超えるコースにおいては給水所を設けなくてはいけないことになっています。またガイドラインでは酷暑時には25分に1回給水所を設けることが望ましいとなっています。
全日本ではほとんどのクラスのウイニングは45分以上なので、給水所は必須ですし、全日本がこの時期に行われる以上ガイドラインの規定が尊重されるべきですので、55分以上のウイニングクラスは2回、M21Eは3回の給水が必要です。
 一方IOFの規定では30分を超える場合、優勝者のペースで25分に1回給水所を設けなければならないとなっています。これに従えばミドルコースでも給水所は必要です。
 運動中の給水は15-20分ごとに200-250mlの水分補給が必要(値は文献によって異なる)と言われています。それがこの規則の根本にあると思われます。45分(1時間)を超える競技では軽い炭水化物を含むもの、塩分を含むものが推奨されます。今回であれば251のコントロールにはスポーツドリンクなどを置いたほうがいいとうわけです。(WOCなどではコーチングゾーンにスペシャルドリンクを置けるようになっています)
 今回給水所はコントロールとコントロール以外を併用してあります。負担という意味では共通コントロールを設けてそこを給水にするというのが一番簡単です。しかし、900人の大会では大量の水をそこに置かなければいけないのでスペースと運搬の手間を考える良い場所を探すのが大変です。251はそうしたコンセプトで置いた給水です。
 次に道路渡河点の給水所です。道沿いに複数の給水所が並んでいます。ヨーロッパの大きな大会によくあるパターンです。複数の給水を置くのはルートを限定しないという意味があります。ここは今回のコースのメインのレッグですので、数を減らすという選択肢はありませんでした。道の上なので水の運搬は簡単ですが、給水所の数も水の量もたくさん必要になります。当然運営の負担が増しますが、今回この道路は水を置かなくても安全確保の人員は必要であり、人とテーブルを置くことで車に注意を向けさせるという効果もありました。人を配置した給水所が5つありましたが救護所と渡河点の安全確保を兼ねていましたので、無駄な人員配置にはなりませんでした。

 残る問題は序盤の給水で、67.102.105に置きました。ここはコースのレベルが異なるため(また水を置けるスペースが限られるため)分割しました。救護所から運搬でしたがここでは役員さんに頑張ってもらいました。(105は3人なのでペットボトル1本でしたが)

 最後に大事なのは準備する水の量でした。コントロールの通過人数に合わせておかなければなりませんし、渡河点ではだれがどこに行くかが把握できないので大量の水が必要です。競技中の2%の水分消失はパフォーマンスを15-20%低下させますので、途中で水がなくなってしまっては競技の公正さを維持できません。当日は大量の水を用意したうえで、遊軍を1名用意して、補給の道を残しました。(これも怪我人の対応を兼ねていますので必要な人員でした。) 結果役員40名の実働部隊中6名が給水・救護関連でした。

 現在山川ハウスには災害用となった水がたくさん残っております。(夏のイベントでは活躍予定)

コース6.All.jpg


 
 
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2017年06月28日

香港ジュニアキャンプお手伝いのお願い

助けてください。
8月に香港のジュニアチームが日本で練習をしたいということで添付のように企画しました。香港から初級から中級レベルの13-16歳の男女各5名程度が参加します。皆さん英語は話せるようです。
強化委員会関係にお手伝いの声掛けを行ってきましたが、スタッフが集まりません。
山川さんにも手伝っていただきますが、体調のこともありあまり多くの仕事は振れません。特に7日は山川氏通院のため完全に穴が開いてしまいます。
私もけがのため体調万全でなく、コーチングと設置は両立できないので、現状ではとても運営できません。

世界オリエンテーリングの日の取り組みを見ても日本は他のアジアの国と比較してジュニアへの働きかけは悲しいほど貧弱です。現状、日本単独では今後のオリエンテーリングの発展の期待はできません。
香港は毎年日本にジュニアチームを送ったり、第1回のアジアジュニア選手権を開催したり、ワールドカップへ多数選手を送ったり今とても元気です。全日本にも多数の選手が参加してくれました。
アジア各国との交流を広げることは日本のオリエンテーリングのために必ず良い結果をもたらすと信じています。テレインの量や質では現状東アジアでは日本は突出しています。いまだ東アジアのオリエンティアにとって日本は魅力的です。大会においてもトレーニングにおいても海外の選手を呼び込み交流の機会を増やすべきだと思います。

上のような理由で海外からのオファーがあればできるだけ答えたいと思っています。
それが無理をしても開催しようとしている理由です。
平日開催ですが、もしこの考えに同意していただけてお時間が取れるようならぜひご助力をお願いします。

選手輸送の為の運転手、フラグ設置のお手伝い、また香港チームの付き添いが男性のみのため女子選手の相談相手となる女性スタッフを募集しています。すべて年齢は問いません。グループでのお手伝いも歓迎します。これらの方々には必要経費はもちろんですが、幾ばくかの謝金も用意したいと思います。(ただ予算の関係もありますので、遠方の方の場合全額支給は難しいと思われます。)お手伝いいただける内容によって相談させてください。アシスタントコーチとしてかかわってくださる方も歓迎します。対象は初級〜中級ですので、必ずしもトップ選手としての経験は必要ありません。コーチングの段取り、資料などは吉田のほうで用意しますので、コーチングの勉強にもなるかと思います。
 香港チームと一緒に練習したいという選手もいるかと思いますが、スタッフがこの状況なので現状では難しいです。大人の方が付き添いで来てお手伝いしていただける場合は宿泊キャパも若干ありますので一緒のトレーニングも可能だと思います。これもご相談ください。
もしお手伝いいただけるようでしたら、以下のアドレスまで、日時、お手伝いできる内容、自家用車の有無をご連絡ください。
yoshitut■gmail.com(■は@) 題名は香港キャンプ手伝いでお願いします。
一応の締め切りを7月7日とさせていただきます。よろしくお願いします。

Training camp for Honkong youth team in Japan.pdfTraining camp for Honkong youth team in Japan.pdf
posted by べん at 21:49| Comment(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする