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2017年10月22日

戦略

オリエンテーリングのパフォーマンスを決める要素は3つ。
技術、体力、心理です。
実力はあるはずなのに競技会で成績を出せないというのは主に3番目の心理に問題があります。
心理的要素もいろいろなことありますが、今回は大会に向けての戦略のお話です。

 時々しか大会に出ていないと、いかに技術をちゃんと使うかということに意識が集中しがちですが、技術というのはそんなに多いものではありません。(基本は中級レベルのことがちゃんとできているかなので何回か繰り返しているとちゃんとできるようになります。)ここのところは大会に連続して出ていますので、最近は戦略的なアプローチを楽しんでいます。テレインプロフィールを読んだり、過去の地図を見たりすることでプランの方法や技術の優先度をあらかじめ決めておきます。基本的にナビゲーションに有用な特徴物は変わりませんが、テレインによって有用度の変化があるからです。それをレースの序盤で確認して、当日の戦略を確定するわけです。ここ何レースかについて簡単にコメントします。

中日東海2日間
勢子辻は、地形が難しくてよくわからないといって苦手としている人が多いですが、上級者でも高速でナビゲーションしている場合は細かい地形なんぞは見ていません。プランとしては細かな地形は無視して大きな地形だけを残すこと、読めないところはコンパスと歩測と位置説明で進むことが基本です。細かな地形は溶岩地形ですから細かな地形の谷線は選ばず、多少距離やのぼりがあっても尾根線を選ぶといった工夫が必要です。
後者はとても効果的で、走力がないにも関わらず、ロングレッグのトップラップを取ることができました。
丸火は溶岩での走りづらい場所は少なく、わかりやす特徴物も多いので、まっすぐ進むのが基本ですが、ロードが発達しているのでできるだけ道を使ってコントロールに近づくべきです。この日はこのプランにこだわりすぎて1番で難しいアタックを選択して墓穴を掘ってしまいました。戦略は正しかったのですがこだわりすぎてしまいました。
ここは良く知っているテレインでしたので、対応も容易でした。
sekotuji.jpg
marubi.jpg

京大京女大会
霊山は初めてのテレインでしたが、地形的な特徴が少ないのでコンパスと歩測、道などの線状特徴物やでのチェックポイントの確定が基本だろうと想定していました。過去地図からはもっと道をつないで走るイメージでしたが、実際地図を見ると道をつなげるところはほとんどなく、植生を中心としたチャックポイントの確定に神経を使いました。チェックポイントでの確実なコンパスセット歩測を優先し、地形の情報は補足情報としました。後半で集中力の欠如はありましたが、プランとしてはうまくいきましたね。
kyoudaikyoujyo.jpg
青い森ミドル
 見通しがいい林と聞いていたので、地形を優先してのコンパス走でいいだろうと思っていました。汚い所だけしっかりコンパスを見て走ろうと。京大京女よりは地形に重きを置いたナビゲーションです。ところが走り出してみると地形のイメージが(特に斜度)で微妙に合わず、少しづつタイムロスが出てきました。途中でコンパスと歩測に切り替えないとと思っていたのですが、うまく切り替えられず、中盤、終盤と歩測を過ぎて地形を探しにいって致命的なミスをしました。プラン→プランの修正までは悪くはなかったのですが、その実行という部分ができていなかったのが問題です。(これはまた別の心理的要素です。)
aoimori (1).jpg
筑波大大会
 見通しの悪い里山ということで、遠くから地形が見えないだろうと予測していましたので、コンパスで走ることが基本。視覚への依存を減らし、のぼり下りの体感を大事にする。コントロールも見えないことが予測されるので、きれいな林の方向からのアタックも心がけるなどを考えました。
 実際この日は雨もひどく、メガネの私としては不利でしたが、視覚への依存を減らしたプランのため大きなロスタイムを出さずに済みました。また、スタートに行く途中で斜面の滑りやすさを確認したので、斜面に沿って走ることを避け湿地であっても平らな部分を走るようにしたのも功を奏して無駄なロスを減らすことができました。
tukuba.jpg

 戦略は、事前情報からある程度立てることができます。しかし、トレーニングコースを用意されることがほとんどないため、実際そうでなかったということは多々あります。
 レース序盤でいちはやく戦略の適否を確認し、修正することがレースの結果に大きく影響します。
1番コントロールには歩いてでも行けとスエーデンのトップ選手が言っていたそうです(ケントオルソンだったかな?うろ覚えですみません)。実際に歩くわけではないですがそのくらいの気持ちでということです。

 来週は大島大会です。区別のつかないちいさな地形がたくさんありそうですね。見通しのきくオープン地帯と見通しのきかない林がありますね。どうやったら走りやすいか、行きの船の中ででも議論してみてください。うまくいくにしろいかないにしろ、良い練習になります。

 最後に再度宣伝を。山川記念館冬のキャンプの締め切りは28日になります。技術的に重要なのは中級クラスの技術です。あとはそれの応用にすぎません。基本ができていなければ応用もうまくいきません。この機会をぜひ利用してください。







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posted by べん at 17:25| Comment(0) | for ATHLETE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

競技は楽しめたんだけど

全日本ミドル参加してきました。
 学生運営の大会は研修みたいなところがあるので仕方ないところもあるのでどうしようかと思いましたが、やっぱり変だなと思いますので書いておきます。

 まず地図返却について。
 自分の走った地図はオリエンテーリング愛好者にとって大事なものです。たとえ急いでいても返却を待って返りたいというのが正直なところです。
 スタートが11:00からですから、13:30に返却されたとしてもゴールから2時間近く待つ参加者もいます。スタートが12:40には終わっていますから、少なくともそこで早いスタートの選手には返却開始できたはずです。スタートまでの距離が長いことを考えると運搬の方法を工夫すれば12:30には返却開始もできたのではないかと思います。返却遅延のアナウンスも適切ではありませんでしたね。
 地図はルートガジェットに公開していただいたので私は見ることができましたが、WEBに対応できない方もいますのでできる限り早く返してあげることは大事だと思います。
 前日大会についてはスタートも近く、返却が遅れるのはまあ致し方ないと思いますが、セレクションでも選手権大会でもないのですから、ほかの参加者には見せないでねという対応でもよかったのではないかと思います。
 
 次に、スタートでのアナウンスについて。
スタート1分前に延々と説明するのは避けていただけないでしょうか?
スタート1分前は集中したい時間です。ゴルフのアドレスと一緒で、オリエンテーリングのスタートはサイレントスタートが基本です。この時点で運営側に必要なのはEカードのセットが確実に行われているかだけです。出来ていない参加者に声をかければいいのです。
 ゴール時刻やその他の注意事項をどうしても伝えたければたとえば3分前枠などもっと早い時刻にしてほしいと思います。
 必要なことを全部伝えて良しとするのではなく、適切な援助をするのがいいのかなと。

 今回は全日本ミドルということで必要以上にルールに神経質になってしまったのかもしれませんが、運営の方々があまりイベントを楽しんでいないように見えました。(個人の勝手な感想です。)
 ルールはもともと運営者と参加者がオリエンテーリングイベントを楽しめるためにできたものです。ルールがそのイベントをスムーズに進行できない状況を作り出してしまうのであるなら、ちゃんと告知して変えればいいんです。
 参加者目線で運営の方法をチェックしてもらえれれば、運営者と参加者が一体感をもった良いイベントになると思います。
 
posted by べん at 22:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

山川記念館冬のオリエンテーリングキャンプ

年末年始に山川記念館を利用したオリエンテーリングキャンプを行うことにしました。

 キャンプ1は、オリエンテーリングを始めたけどどうやってうまくなるか方法がわからない。何か方法がないかという声にこたえてのものです。地域クラブの練習機会も限られますし、大学のクラブにでも入らなければ、技術の習得は試行錯誤でやっていくしかないのが現状です。
 その現状に一石を投じたいという意図で企画したのがこのキャンプです。もちろん、クラブに所属していても一度技術を整理したいと思っている方も歓迎します。是非参加して各クラブに還元していただけると幸いです。

 キャンプ2は普及目的の講習会です。
 普及普及といっても、最終的にはジュニア層にオリエンテーリングを経験してもらわなければ話になりません。世界オリエンテーリングの日のイベントもそこが主なターゲットです。北欧諸国においてさえ、ジュニアの発掘は最重要課題なのです。地域地域でジュニア層に対する働きかけが必要です。一方せっかくインストラクタの資格をとっても特別な職業以外は活用の場がありません。
 この講習会はインストラクタまたは地域で普及をしたいと思っている方が自前でイベントを開けるようことを目的としています。幸い、地図の作製は依然と比べられないほど容易になってきています。
 普及の促進、資格の活用、地図作成ツールや電子パンチの発展、これらを考えれば、こうした講習会は必須です。個人的にはこれは将来的にはJOAのイベントとして継続的に行うべきものと思っていますが、まずはテンプレートを提示してみるということで企画しました。

 今回は日程的に参加が難しい方でもこうした取り組みに興味があれば、是非ご相談ください。
山川記念館冬のキャンプ.pdf
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posted by べん at 14:52| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする